この文書は本来、世の中の現状について解説するために公開しているものであり、
常に現状に追随することが期待されます。
しかし実際には、最後の更新(ページ末尾に記載)から相当な年月が経過しており、
記載内容は現状に追随していません。
また、この文書を今後更新する予定はありません。
したがって、この文書は本来の目的を達成していません。
最終更新当時の世の中の様子を伝えるという、
本来とは異なる目的で公開を続けているものです。
以上の点を理解のうえ、お読みください。
固定電話の料金節約に関係する情報をちょっとだけ集めたページです。 一部、移動できる電話も含まれていますが、あくまでおまけです。
よほど大ニュースでもない限り、このページには手を入れないつもりだったのですが、
その「大ニュース」が来てしまいました。
NTT Com. が「プラチナライン」という割引プランを始めました。
すべての区分で NTT Com. を「マイラインプラス」登録しないといけないかわり、
通話料金は「県内3分8円、県外3分15円」と信じがたい価格です。
これまで「まずはフュージョン、
多くかける人は平成電電」というふうにおすすめしてきたわけですが、
この割引プランの登場で、これを撤回せざるを得なくなりました。何せ、全区分で
NTT Com. のほうがフュージョンより安いのです。平成電電との比較でも、県内市外は
NTT Com. のほうが安く、県外にしても NTT Com.
が「3分15円」、平成電電が「2分10円」なので、単価は同じです。
マイライン登録の変更には800円の手数料が(1回だけ)かかりますが、
現状フュージョンの人は、これを払ってでも NTT Com.
に乗りかえる価値がありそうです(最遠距離に8時間かければ元が取れます)。
以下のページに手を入れる予定はしばらくないので、 ひとまずここでお知らせしておきます。
このページは「節約」というキーワードが含まれているために比較的
「読まれている」ようだったのですが、
本人が自分の用事で電話をかけることがほとんどなくなったため、
大幅に内容を縮小しました。
固定電話市場が縮小傾向にある現在、
ほとんどの会社が固定電話に関しては守りの姿勢に入っていて、
わくわくするような新サービスが少ないことも縮小理由の1つです。
ただ、最近にわかに固定電話事情が変化しつつあるので、
落ち着いたところで解説記事の1つぐらいは書きたいと思っています。
少し前から、
「固定電話から携帯電話へは頭に00xxをつけて…」という宣伝が盛んです。
頭に「00xx」をつけた場合、
固定電話から携帯電話への通話料は固定電話側が決定権を握ることになったため、
「固定→固定」と同様の競争が起こったのです。
ただ、頭に「00xx」をつければ必ず安くなるというわけではない、
ということは知っておく必要があるでしょう。
その主な理由は、「00xx」をつけた場合の料金は、
たいてい料金設定が大ざっぱだからです。
たとえば平日の昼間、NTT 東日本(頭に「0036」)から NTT
ドコモの(区域内)携帯電話にかけた場合だと、料金は1分ごとに17.5円です。
いっぽう、頭に「0036」をつけない場合、料金は26秒ごとに10円。
時間あたりの料金はたしかに「0036」をつけたほうが安いのですが、
「0036」をつけると最低でも1通話に17.5円かかってしまうので、
26秒以内の通話なら「0036」をつけないほうが安くつきます。
相手が使っている携帯電話の会社や現在位置にもよりますが、
同じような問題は多かれ少なかれあるものです。
「携帯電話相手ならまちがいなく短時間通話だ」という人は、
もう一度よく調べてみるといいでしょう。
半ば勢いで実家に導入した「CHOKKA」ですが、
現在のところ、機能面で特に問題はありません。
今ごろになって各社が「基本料金から値下げ」だの何だのと騒いでいますが、CHOKKA
は1年前からそれをやっていたわけで、その点はエライと思います。
通話料金にしても、無条件で全国3分6.8円という気前のよさで、
今後もおそらく独走態勢でしょう。
ただ、CHOKKA に関してはいろいろ問題もあるようで、
基本料金値下げの動きが本格化してきた今、こうした問題が解決できないと、
加入者数が伸び悩んでサービス終了なんてこともあるのでは、と心配しています。
問題の1つが「IP電話との相互接続」で、長い間、CHOKKA から「NTT
東西が法人向けに提供するIP電話」への発信ができませんでした。
NTT に対して払う接続料が高すぎるために CHOKKA
側が接続を拒否していたとのことですが、何にしても、
一見ふつうの電話番号なのに CHOKKA ではつならがらないことがあるわけです。
こうした相手が増えていくと「何のための電話回線か」という話になってきます。
幸い、交渉がまとまったようで、現在では発着信ともに可能なようですが。
もう1つ、読者からの情報で、自分自身では未確認なのですが、「CHOKKA
はつながるのが遅い」という事象があるようです。
つまり、ダイヤルしてから相手を呼び出し始めるまでの「空白の時間」が、NTT
と比較して長いというのです。
一般家庭なら1日に何回も電話をかけることはないので問題にならないでしょうが、
ひんぱんに電話を利用する企業への導入では、ほかの導入事例をよく調査するなど、
慎重な対応をとったほうがいいのかもしれません。