この文書は本来、世の中の現状について解説するために公開しているものであり、
常に現状に追随することが期待されます。
しかし実際には、最後の更新(ページ末尾に記載)から相当な年月が経過しており、
記載内容は現状に追随していません。
また、この文書を今後更新する予定はありません。
したがって、この文書は本来の目的を達成していません。
最終更新当時の世の中の様子を伝えるという、
本来とは異なる目的で公開を続けているものです。
以上の点を理解のうえ、お読みください。
私は携帯電話や PHS などの「移動電話」が大嫌いですが、
諸般の事情によりしぶしぶ持つことになりました。
そんな私なので、携帯電話を積極的に利用するつもりは全くなく、
通話料はどうでもいいから、
携帯電話にかかる初期費用と維持費をとにかく安く抑えたいと思っています。
理由はいろいろあるにせよ、「携帯電話は万が一のために必要、
でも実際にはほとんど利用しないので維持費を抑えたい」というニーズは、
世間一般にかなりあるはずだと考え、
こうした要求を満たすサービスについてまとめてみました。
筆者は移動体通信の料金に関してこれまで無関心だったうえ、 プリペイド携帯電話を中心に安いサービスを探ったため、 世の中にはここで紹介する手法より安いものもあると思います。 読者のみなさんは、以下の検討結果だけではなく他の情報源も参考にして、 自分に合ったものを見つけてください。
カッコ内の日付は最終更新日です。 事情は刻々と変化しているので、更新日の古い文書の中には、 すでに使えない情報があるかもしれません。 (なお、それほどまじめにメンテナンスする気はありません。)
携帯電話より安いというイメージのある PHS ですが、
プリペイドサービスや着信専用サービスを提供していたアステル系列が壊滅状態のため、
実はあまり安いサービスは残っていません。
それでも、子供向けとしては有力なサービスもあるので、少し調べてみました。
当初から最有力候補で、結局これにしました。 分量が多くなったので数ページに分けてあります。
ほとんど調べていませんが、家族ですでに携帯電話を持っている人がいる場合、
「家族割引」の類を利用すると安く済むことがあります。
会社によっては、
家族割引にすると親回線、子回線ともに基本料金が安くなるので、
極端な話、もう1台契約したほうが家族全体では安くなることすらあります。
たとえば、携帯電話のヘビーユーザが家族にいて、
基本料金の高いプランに加入している場合、
新しい電話を基本料金の安いプランにして、ヘビーユーザの子回線として登録すれば、
親回線の割引分が子回線の基本料金を上回ります。
(ただし、すでに家族割引を利用しているところへもう1台追加する場合には、
さすがにこのような逆転現象は起きないはずです。)
会社にもよりますが、家族割引の適用範囲は意外に広く、
祖父、祖母、従兄弟などでも適用可能な場合があります。
最近は「家族割引でも料金は一人分ずつ別々に払う」ということができる会社もあるようですし、
まじめに調べてみる価値はあります。
私の場合、家族割引を利用してもプリペイド携帯電話の料金を下回れないため、
今回は詳しく検討しないことにしました。
なので、この節もこれで終わりです。
が、前述のとおり、
家族がすでに持っている携帯電話がどこの会社のどの料金プランなのかによって、
結果は大きく変わってきます。既契約分まで見直すのならともかく、
そうでなければすでに契約している電話会社に絞って調べればいいわけですから、
自分で調べるのもそれほど難しいことではないでしょう。