運転免許騒動記
免許取得への道 Part 16
2002年12月6日:いきなりFコース

 今日から試験コースに即した練習開始。しかし、なぜ最初にFコース?


試験コースは3種類

 12月6日。  12月6日。別件で(というか、単純にサボりたかったため)年休をとったので、 今日も練習である。ひさびさに体調のいい状態で教習に臨む。
 路上練習は長短にかかわらず1日とカウントされるため、 これから先はずっと毎回1時間にするつもりだ。

 今日は路上練習3時間目、通算20時間目となる練習である。 前払い分が尽きたので、不足分1350円を現金で追加して支払った。
 この前の路上練習がドライブだったので、 実際の技能試験コースを走るのは今日が初めて。 教官はこの前とはちがう人だったが、歳はやっぱり私と同じぐらい。 私よりほんの少し若いんだったかな。
 走り出すのに先立ち、技能試験のコースについて聞く。 技能試験にはコースが3種類(D、E、F)あり、主に当たるのはDとE。 Fはめったに当たらないらしい。


いきなりFコースかよ!

 で、本日のお題は、あまり出題されないというFコース。 いきなりマイナーなやつからやるのか…。 D、Eコースは受験者2人が車に乗り、行きと帰りで別の人が運転するのだが、 Fコースだけは受験者1人だけが乗って往復するのだという。
 駐車場を出て、試験場の正門前を通過してから右折。 入った道はいきなり細く、しかも急な下り坂。 気を抜けばすぐに制限速度の30km/hを上回りそうな道だ。 その後も道は全般に細く、しかも路上駐車も多い。 右にはみ出して車をよけた回数は数え切れないほどだ。 やることが多くて少々疲れたところで路地に入り、唐突に路肩で停まった。
 なぜ、練習の途中に路上停車なのか。その理由はすぐに分かった。 本来のFコースは細い道で住宅街を抜け、 そこから「自主設定経路」に入るらしいのだが、 住民から苦情が来たので試験車以外は通ってはならないことになり、 練習の車はその道を迂回するのだそうだ。 警察もそんな道を通るコースはやめればいいのにと思うが、 他のコースと距離を合わせるためにはやむを得ないのか。
 ともかく事情は理解したので、ちょっと遠回りをしてぐるりと向きを変え、 これまで走ってきた道を逆戻りして試験場の前まで戻った。当初、 私は「いかに同じ道を避けて帰るか」と最長片道きっぷのようなことを考えていたのだが、 教官の「おすすめコース」は今来た道。とにかく試験場まで戻ればいいのだから、 地図上で「今走ってきた道」を指し示すことができれば、 たしかに来た道をそのまま帰るのが無難だ。
 同じコースをもう1往復して練習はおしまい。今日の教訓は以下のとおり:


本日の支出

教習料金(前払いの不足分) ‥‥‥‥‥ 1350

Part 16 小計 1350
これまでの合計 173350


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最終更新: 2003年 7月13日
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